ことのは配布署。
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モノプロローグ:5つの悲恋物語。
1:ギャグな悲恋
「あなたはあと1年の命です」
―― ある日突然、医者から死の宣告を受けたらどうしますか? ――
「わたしの心はどどめ色よ!青空のばかやろー!!」
―― 周りは信じることが出来ますか?――
「入院?内臓骨折したの?バカ?」
―― 自分は、信じることが出来ますか ――
私は。
「人生最悪のサプライズ。」
恋をした。
「俺はお前が……!!」
思ったより進行が早いんだって。
「ごめん!・・・友達としか思えないや。これからもずっと。」
カミサマは意地悪だ。
2:身分差で悲恋
ずっとずっと信じてました。
貴方のお心を。貴方のお言葉を。
あのときの、貴方の涙を。
だから
だから私はもういいのです。
3:潔く悲恋
分かっていましたわ、これが表だけのものだって。
政略結婚なんで珍しいものでもなんでもない。
生まれたときからの宿命ならば、私はそれを受けるだけ。
社交場では貴方を愛しそうに見つめ笑顔をふりまくわ。
屋敷では与えられた財を使って華々しく遊んでやるわ。
だって、それが私の宿命。
身分違いも甚だしいあの女に見せつけたのも釘刺したのも。
貴方に「帰れ」と言われ家の名前をだしたのも。
私は良き「妻」だったでしょう?
―― 心なんて最後まで見せなかったもの ――
4:裏切りで悲恋
「何故だ・・・」
一言発する度に身体の中が熱く暴れるような気がした。
「ありがとう。貴方がいてくれたから、私はこれからも夢を見ていられる。」
夢ではないと言ったではないか。
生まれ持った宿命など投げ捨てて、2人で歩んでいこうと。
お前もそれを望んでいたのではなかったのか。
「この世界が私は一番私らしくいられるから。」
これは誰だ。
指先についた血を自らの頬になすりつけ微笑む。
「さようなら・・・」
あぁ・・・
「愛しい人。」
お前はそんなふうに笑える女だったのか。
5:舞台裏で悲恋
「泣かせんなよー」
「ばーか、誰に言ってんだ。」
なんだよ、そんな自信満々に言いやがって。
「惚気話ばっかで嫌になるねぇ」
「そういやお前からは聞かないなぁ。なんだ、言ってみろ。」
なにが「そういや」だ。
なにが「言ってみろ」だ。
俺だってな、俺だってな。
「あ、私も聞きたいな」
・・・アナタが言いますかお嬢さん。
「俺が何言ったってどーせお前らにあてられるんだ。誰が言うもんか」
情けないだろ。
でも俺は恋も友情もどっちもとれねぇんだよ。
だから。
「お前らが別れた時なら言ってやる。」
一生ピエロでいてやるよ。